広島平和研究所

「法的観点から見る日韓関係の現状と展望―韓国大法院強制動員判決を中心に―」

 

講師 金昌禄(キム・チャンロク)(韓国 慶北大学法学専門大学院教授)

   萬歳寛之(早稲田大学法学学術院教授)   

広島平和研究所では、下記のとおりHPI研究フォーラムを開催しました。

          

      
1.  テーマ
「法的観点から見る日韓関係の現状と展望―韓国大法院強制動員判決を中心に―」

2.  日時
2019年4月22日(月)18:00-20:00


3.  場所
広島市立大学サテライトキャンパス セミナールーム2
広島市中区大手町4-1-1大手町平和ビル9階(市役所本庁舎向い)


4. 講演の概要
昨年10月の韓国大法院判決による日本企業への賠償命令や、11月の慰安婦財団の解散発表などが重なり、日韓関係の緊張が高まっている。戦争による被害を受けた個人に対しては、いかなる形で補償が行われるべきだろうか。国民の請求権を放棄する国家間の合意は、被害者個人への補償賠償に関していかなる意味を持つのだろうか。いわゆる徴用工判決(20181030日)が引き金となり、日韓関係に潜む深い問題がふたたび意識されている。今回のフォーラムでは、2人の法律専門家を招き、これらの深刻な問題点を法的観点から論じ、日韓関係の現状と展望を探る。

 

5. 講師の略歴
金昌禄(キム・チャンロク)(韓国 慶北大学法学専門大学院教授)
ソウル大学法科大学卒業、東京大学大学院法政治研究科で修学、ソウル大学大学院法学科修了(法学博士、法史学)、韓国法史学会会長。釜山大学教授、建国大学教授、立命館大学法学部客員教授など経て、2006年より現職。三菱重工業韓国人徴用工裁判支援会の共同代表、日本軍慰安婦問題研究所所長を歴任。日韓の過去清算と法的問題、慰安婦問題などを研究している。

萬歳寛之(早稲田大学法学学術院教授)
早稲田大学大学院法学研究科修了(法学博士、国際法学)。駿河台大学准教授、早稲田大学法学学術院准教授を経て2011年より現職。研究分野は国家の国際責任、共同利益の回復をめぐる国家責任紛争など。主な著書に、『国際法の新展開と課題』(共編著、信山社、2009年)、『国際違法行為責任の研究―国際責任論の基本問題』(成文堂、2015年)など。