平成15年度「特色ある大学教育支援プログラム」
「コロンブスの卵的発想による英語教育改革 
――ネットワーク型集中英語学習プログラムによる効果と効率の追求――」を実施しました



本プログラムのコンセプト
 ネットワーク型集中英語学習プログラム(「インテンシブ・プログラム」)とレベル別少人数クラスで、大学英語教育(1、2年次の共通教育としての英語教育)の2つの課題、学習時間の絶対的な不足と英語によるコミュニケーションの機会の不足を克服する。



具体的方策
1)英語科目を、教師が手取り足取り教える必要のある科目(指導科目)と、教師を必要としない訓練重視の科目(訓練科目)に分ける。

2)英語必修単位全体の50%を訓練科目とし、残りの50%を指導科目とする。
〔訓練科目〕 1年次:「CALL英語集中T・U」
2年次:「CALL英語集中V・W」
〔指導科目〕 1年次:「英語応用演習T・U」
2年次:「英語応用演習V・W」

3)訓練科目である「CALL英語集中T・U・V・W」には、本学が独自にシステム及び教材を開発したインテンシブ・プログラムを充て、1年次にリスニング力、リーディング力及び文法力を徹底的に養成する。授業時間は設定せず、履修者は都合のよい時間に、語学センターや情報処理センター、あるいは自宅のコンピュータから授業プログラムにアクセスして受講する。また、2年次においても、インテンシブ・プログラムにより、リスニング力、リーディング力及び文法力を引き続き養成するとともに、スピーキング力、ライティング力の元となる英文インプットを徹底的に与える。
 さらに、インテンシブ・プログラムでは、学習をより効果的にするため、TOEICスコアをもとに各学習者に合ったレベルの教材を配信する。

4)ネットワークを利用した訓練科目では、原則的に教師を必要としない。したがって、学内の端末が許容する限りの履修者数が可能となる。この方策によって余った人的資源(教師)を指導科目(「英語応用演習T・U・V・W」)に充て、大学一般英語クラスとしては、これまでは不可能であった超少人数クラスを実現する。本学においては、1クラス15名程度の少人数クラスを実現することができた。

5)15名程度の少人数クラスとなる「英語応用演習」では、習熟度レベル別にクラス編成するとともに、レベル別に統一したテキスト及びシラバスを用いる。そして、徹底したスピーキング、ライティング練習を行い、教師が密度の濃い指導を授業で行うとともに、個々に応じた自宅課題を課し、きめ細かい事前事後指導を行う。

6)学期前後にTOEIC受験を義務づけ、学習効果を客観的に測定するとともに、学生に達成感を与える。また、上述したように、「CALL英語集中」においてはレベル別に異なった教材を配信し、「英語応用演習」ではレベル別に異なった教材及びシラバスをもとに授業を行う。



カリキュラムの改編
 上記3つの目標を達成するため、英語カリキュラムを以下のように全面的に改編した。

国際学部
前期 後期
1年次 TOEIC受験 CALL英語集中T TOEIC受験 CALL英語集中U TOEIC受験
英語応用演習T 英語応用演習U
2年次 CALL英語集中V TOEIC受験 CALL英語集中W TOEIC受験
英語応用演習V 英語応用演習W

情報科学部
前期 後期
1年次 TOEIC受験 CALL英語集中T TOEIC受験 CALL英語集中U TOEIC受験
英語応用演習T 英語応用演習U
2年次 CALL英語集中V TOEIC受験 CALL英語集中W TOEIC受験
英語応用演習V* 英語応用演習W*
 *選択科目

情報科学部
前期 後期
1年次 TOEIC受験 CALL英語集中T TOEIC受験 CALL英語集中U TOEIC受験
英語応用演習T* 英語応用演習U*
2年次 CALL英語集中V* TOEIC受験 CALL英語集中W* TOEIC受験
英語応用演習V* 英語応用演習W*
 *選択科目



この取り組みについてのお問い合わせは、国際学部・青木信之教授(aokin&intl.hiroshima-cu.ac.jp)、渡辺智恵准教授(watanabe&intl.hiroshima-cu.ac.jp)にお願いします。
(※E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えて利用してください。)



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