デザイン工芸学科イメージ

芸術学部
デザイン工芸学科

現代表現領域
●現代表現
デザイン工芸領域
●視覚造形
●立体造形
●映像メディア造形
●金属造形
●染織造形
●漆造形

確かな造形表現のための基礎を重視しながら、
創造的な活動及び表現のできる能力を育てる。

デザイン工芸学科は、社会と生活に関わる造形芸術の総合的な教育と研究を行うために、創造力、造形力を身につけ、確かな造形表現が行えるよう基礎教育を重視しながら、今日的な社会における新しい表現と、長い歴史に培われた造形表現の双方を検証して、より専門的な造形表現へと展開していける学科です。それぞれ7つの分野を設け、幅広い表現を展開する専門領域において柔軟に対応し、創造的な活動及び表現のできる能力を育て、新たな時代の形成と社会に貢献していける人材の育成を行います。

現代表現

CA+T (Contemporary Art and Theory)
現代社会の要請に応える表現者を育成

現代表現イメージ
●現代表現分野の目標

現代表現分野では、現代美術から空間デザイン・都市デザインにいたる、都市の公共空間や商業空間での先端的表現の実践と理論構築を通じて、現代社会の要求に応える表現者の育成を目指します。また国内外におけるアートプロジェクトの自主企画を通して、表現活動を支えるアートマネージメントや、展示の企画運営を行うキュレーションを習得。将来、日本でも中心的な領域になるだろう現代美術を、専門的・体系的に学ぶことができます。

●授業概要

前期は公共空間でのアートプロジェクトの企画・実践。後期は商業空間での先端的表現を実践。現代美術と商業デザインの関係を探り、広い視野の獲得を目指します。また、表現者として必要なプレゼンテーションの方法やポートフォリオ、アーティストブックの制作を学ぶと同時に、現場で活躍するキュレーターによる講義で、アートマネジメントの基礎を学習。卒業制作では、豊富な活動と経験を有する教員により、個々の学生に応じた作品制作の指導を行います。さらに、撮影実習からカタログのデザインまで、将来の活動を支える実践的な授業も行っています。

●卒業後の展望

活動領域が日本国内にとどまらない国際的なアーティスト。表現領域が従来のデザインにとどまらない先端的表現者。そして、それらの表現者を支えるアートマネージメントの場が、卒業後の活躍のフィールドです。これまでに、多くの卒業生が、それぞれの才能を発揮して、さまざまな場面で活躍しています。また、海外への留学生が多い現代表現分野では、国際的に活躍する作家を多く輩出しています。

●教員一覧
氏名 専門分野
教授 鰕澤達夫 現代表現
講師 古堅太郎 現代表現

 

ページの先頭へ戻る

視覚造形

視覚とコミュニケーションを重視した学習で、
新しいビジュアル表現を創造

視覚造形イメージ
●視覚造形分野の目標

視覚による知覚とコミュニケーションは、五感全体の8割を超えると言われています。視覚造形分野は、特にこの視覚を中心的に扱う分野として、「イメージを表現し伝えること(描く、書く、話す)」を重視しています。その具体的な仕事の一例は、グラフィックデザインやアートディレクション、イラストレーションに見ることができます。そして、視覚的表現を含むあらゆるデザインは表現の「計画」に他ならないのです。

●授業概要

調査に基づいた考察と対話を通じて表現計画を立て、多様な展開を示唆し創作性を向上させ、実習を通じて表現に必要な技術を習得。2年次は、イラスト・写真・CGといった描画基礎実習、ポスター・マーク・ロゴ・サイン計画・イベント企画・版画等の創作研究と東京デザイン研修を実施。3年次は、CI・広告・編集デザイン・テーマ制作等のグラフィックデザインを中心にデザインメディアへの応用・展開と、その表現とプレゼンテーションとして創作研究を行います。4年次では、創作研究、ポートフォリオ、卒業制作を行います。

●卒業後の展望

視覚造形分野では、過去に学び現代の洞察を通じて新しいビジュアル表現を創造する表現者の育成を目指しています。これまでの卒業生は、主にプロダクションにおけるグラフィックデザイナーとして活躍していますが、その他にも、広告代理店におけるCMプランナーやディレクター、印刷会社におけるアートディレクターや、イベントデザイナー、パッケージデザイナー、アーティスト、イラストレーターとなって、多方面で活躍しています。

●教員一覧
氏名 専門分野
教授 及川久男 視覚造形
講師 中村 圭 視覚造形
 

 

ページの先頭へ戻る

立体造形

モノとデザインの本質を考え、
幅広い視野で最適なモノづくりを目指す

立体造形イメージ
●立体造形分野の目標

立体造形は、生活の中の人— モノ—環境と関わる道具とシステム、人—情報が関わるさまざまな要素をデザインすることです。ともすれば効率や経済的な価値を重視する現代の社会は、人と道具やモノに込められたココロの大切さを見失いがち。そこで、モノとデザインの本質を考え、幅広い視野で最適なモノづくりを目指します。人とプロダクトデザインの最適な関わりは何か。生活と社会の中の立体造形に対する創造性豊かで自由な発想力を尊重します。

●授業概要

実習をプログラムの中心に計画、造形、伝達などの基礎的な項目を構想から実物の製作まで学習。2年次は多様な素材の作品を制作、道具と空間をデザインします。3年次は、構造−造形−機能のデザインを具体化し、その成果を展示・公開。4年次は、卒業制作にむけて、計画−構想から試作、展示、伝達のすべてのデザインを行い、学外の卒業制作展に具体化します。さらに、芸術資料館のコレクションに手を触れて学び、専門工房で製作、学外の体験学習と地場産業の見学研修体験とともにデザイン能力、表現力向上を同時に進めます。

●卒業後の展望

自動車のデザイン、家具、玩具・ゲーム、Webデザイン、ファッション、店舗、企画開発といった生活に関わるさまざまな分野にデザイナーとして卒業生が多く就職し、新しい生活と近未来社会を目指して問題を解決し貢献できる活動を広げています。また、交換留学できる環境のもと、学部−博士後期課程まで多くの海外の提携校からの留学生と共に学び、海外との研究、教育交流で多様な文化との活発な共生・協働ができる授業を行っています。

●教員一覧
氏名 専門分野
教授 吉田幸弘 立体造形
講師 藤江竜太郎 立体造形
ページの先頭へ戻る

映像メディア造形

CGやアニメーション、コンピュータなどの
技術を駆使したアートやデザイン表現を創造

メディア造形イメージ
●映像メディア造形分野の目標

映像メディアは現在ビジュアルコミュニケーションの中核を成す存在になってきています。映像メディア造形分野は、さまざまなメディアに展開される「映像」を「光」、「音」、「動き」によって構築された時間軸表現による視聴覚情報伝達と捉え、基礎的な映像造形力を養うとともに、CGやアニメーション、コンピュータなどの先端技術を駆使した、アートやデザインの表現を創造。豊富な演習で、動画表現・映像を探究しながら、社会に適応できる人材を育成します。

●授業概要

2年次では、基礎的な造形力の養成をメインに「光」「音」「動き」等をモチーフにした造形実習を行い、同時にコンピュータでの各種アプリケーションソフトの技術習得によるスキルアップを図ります。3年次では、より実践的な機器を利用した映像制作の実習や、習得した造形感覚・スキルを活かし、各自が目指す方向性を探る演習を実施。4年次前期は、卒業制作に向けて学生の感性とスキルに合わせ、計画から試作を検討。後期には卒業制作に取り組んで作品発表を行うとともに、カタログ制作や映像パブリッシュメディアの制作も行います。

●卒業後の展望

卒業後の進路としては、映像制作会社・TV放送局、Web制作・デザイン制作会社、ゲーム制作業界などへ就職し、身につけた技術や表現力を発揮する途が考えられます。また、アーティスト・映像クリエイターとして活動し、多くのコンペティションで受賞している卒業生もいます。4年間のメディア造形分野の学習を通して培われた先鋭的感性、情報処理能力、人間力を活かしさまざまな分野で活躍することを望みます。

●教員一覧
氏名 専門分野
教授 笠原 浩 映像メディア造形
講師 有持 旭 映像メディア造形
ページの先頭へ戻る

金属造形

金属素材との対話を通した確かな技術習得、
柔軟な思考が独自の表現を生む

金属造形イメージ
●金属造形分野の目標

人類が金属素材に出会って以来、金属の可能性への探求は、モノづくりへの挑戦から始まったと言えます。金属造形では、「彫金」「鍛金」「鋳金」といった金属工芸の伝統的技法の習得を通じて、素材や歴史的背景について理解を深め、自己の制作を通して感性を磨きます。習得した確かな技術と柔軟な思考をもとに、現代における工芸、金属造形のあり方を考え、独自の表現と新たな方向性を探ります。

●授業概要

2年次は、手仕事を中心とする金属工芸の伝統的基礎技法を習得しながら、金属工芸の基本的な知識と技術を学びます。3年次は、課題制作を通じて、複合技術の習得と共に、より深い知識と高度な技術を学ぶことで、高い専門性と応用力を身につけます。また学年共通のテーマ制作では、制作から展示までのプロセスを総合的に学び卒業制作に備えます。4年次は、各自の卒業制作について綿密な検討を重ね、予備研究、習作を経て実制作に移り、4年間の集大成として卒業制作を完成させます。

●卒業後の展望

卒業後の進路は、製品開発、製造を行う企業での企画開発、デザインなどの分野で才能を発揮する、或いはジュエリ−デザイナーや工芸作家として独自の表現を追求する作家活動に入る、中学・高等学校の教員、専門学校の講師として学んだ技術を教える立場に立つなど様々な途に進むことができます。金属工芸を学び、磨いた感性を生かし、すでに社会で活躍する多くの卒業生に続いて、これからも幅広い分野で活躍し、自己の表現を追求していくことを期待しています。

●教員一覧
氏名 専門分野
教授(学部長) 南 昌伸 金属造形
教授 永見文人 金属造形
ページの先頭へ戻る

染織造形

染織に関わる多様な素材や技法を習得し、
現代社会での新たな表現を問いかける

染織造形イメージ
●染織造形分野の目標

染織は古来より、人々の生活の中に息づいてきました。中でも、日本の染織文化は我が国の民族衣装である「着物」を基にして世界に類を見ないほど高い水準に達しました。現代でも日本人の染織作品やテキスタイルデザインは独自の美意識で世界からも注目されています。染織造形では、日本独自の多様な技法と感性の蓄積を見つめ直し、現代社会における染・織・繊維造形のあり方を広い視野から捉え、新しい染織の表現や可能性を問いかけていきます。

●授業概要

2年次には染織に関わる素材(主に繊維と染料)に関する基礎知識を習得し、染(臈纈染、スクリーン捺染)・織(綴織、組織織、二重織)特有の表現法を通して染織造形の基礎を習得。3年次は、染・織のゼミに分かれ、課題を通じて技術・素材・知識に対する専門性を深め、個々の創作に対する意識の向上と創作表現に必要な技法の質的の向上を目指します。さらに、共通のテーマに応じた作品の制作・展示・プレゼンテーションをすることで表現の幅を広げます。4年次は各自の考えたテーマによる卒業制作で自己表現の確立を目指します。

●卒業後の展望

染織造形では、染色、織物や繊維に関する知識と高い造形力を身につけ、デザイナーやアーティストとして、社会のさまざまな場で幅広く活躍できる人材の育成を目標としています。すでに、本分野からテキスタイルデザイナー、グラフィックデザイナー、染織作家、造形作家、教員など幅広い分野で活躍する人材を輩出しています。

●教員一覧
氏名 専門分野
教授 倉内 啓 染織造形
准教授 野田睦美 染織造形
ページの先頭へ戻る

漆造形

もの創りの必然性を追求し、
創造性豊かな表現を目指す

漆造形イメージ
●漆造形分野の目標

現代の日本の経済力を作り上げた戦後の高度経済成長。しかし価値観が経済に集中しがちになった結果、画一化も進行し、人々の間で「心の豊かさ」が軽視されさまざまな社会問題が生じています。漆造形工房では、9千年に及ぶ人と漆の関わりや、技芸を学びます。自然と常に向き合う漆の仕事は自己を覚醒させ、もの創りの本質を導き出してくれます。長年の経験を必要とする奥の深い世界ですが、ここでの学習を生かし、現代社会に「心の豊かさ」を呼び戻す、そんな学生を育成します。

●授業概要

2年次以降の漆塗り基礎技術の習得として、多種多様な道具制作、木地から漆呂色上げまで約40工程におよぶ本堅地を学び、蒔絵、螺鈿、彫漆等の加飾技法を習得。3年次は素地造形を中心に轆轤、乾漆を習得。特に轆轤は地場産業でもある宮島轆轤の技術を基本に、刃物の鍛造から徹底指導。また金属など異素材の専門技術を学び、漆との複合的な創作研究や漆の歴史と自己表現のあり方を見直す古典を研究。4年次は学部の集大成とし、自由な造形表現の制作を行います。

●卒業後の展望

インテリアデザイナー、広告代理店、写真家、映像作家、高等学校教員、専門学校講師など、現在まで卒業生の就職率は非常に高く、幅広い分野で活躍する多くの人材が生まれています。今後もより多くの分野で漆を学んだ学生が活躍することを望んでいます。

●教員一覧
氏名 専門分野
准教授 大塚智嗣 漆造形
講師 青木伸介 漆造形
ページの先頭へ戻る