青木広島市立大学長

学長挨拶

「国際平和文化都市の『知』の拠点」
地域と共生し、市民の誇りとなる大学

広島市立大学は、広島市の都市像である「国際平和文化都市」にふさわしい高等教育研究機関の創設を目指し、「科学と芸術を軸に世界平和と地域に貢献する国際的な大学」を建学の基本理念として、1994年4月に国際学部、情報科学部、芸術学部の3学部構成で開学しました。広島市北西部に広がる「西風新都」のアカデミックリサーチパークに建設された、豊かな自然と調和した斬新なデザインの大学キャンパスに、第1期入学生383人を迎えて本学の教育研究活動が始まりました。

第1期生の学年進行に合わせて、各学部における学術研究の高度化を図るとともに、国際的かつ先端的な専門教育を行うため、4年後の1998年4月にそれぞれの学部に基礎を置く国際学、情報科学、芸術学の3研究科からなる博士前期課程を、さらに2年後の2000年4月には博士後期課程を設置し、2002年度末には学部から大学院博士課程までの全教育課程が完成しました。また1998年4月には、人類史上最初の被爆都市「ヒロシマ」の使命として、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向けた学術研究とその成果の発信・提言を目的とする、広島平和研究所を本学の附置機関として開設しました。

開学以来2013年3月末までの19年間に、教育面では学部卒業・大学院修了者総数が7,802名に至り、地域を中心とした有望な人材の受け入れと育成に多大の貢献を行ってきました。また研究面では、国際学、情報科学、芸術学、平和学の各分野における研究活動を通じて学術貢献を活発に行うとともに、2007年7月に設置した社会連携センターを通じて、市政課題の解決に積極的に協力するなど、広島市が設置した高等教育研究機関としての実績を着実に積み重ねてきました。さらに2013年4月には国際交流推進センターを設置し、教育・研究のさらなるグローバル化を進めてまいります。

学部と大学院の学生総数が約2,000人に対して専任教員数が約200人という恵まれた教育体制と、国際学、情報科学、芸術学、平和学という特色ある研究分野は、本学の誇る魅力であり、2010年の法人化を契機に教育研究成果の社会還元機能のさらなる充実を図っています。

このように広島市立大学は、広島市の公立大学として地域社会の要請に的確に応え、国際性、創造性と高い倫理観を持つ人材を育成し、「国際平和文化都市の『知』の拠点─地域と共生し、市民の誇りとなる大学─」を目指してたゆまぬ努力を続けています。

広島市立大学長

青木 信之
AOKI Nobuyuki

 

 

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